一般的に検証とは、仮説の検証をいいます。

検証の裏付けは、事実や真実を証明することとなります。

ここでは、何を仮説にするか、
どうゆう方法で検証するかが問題になります。

私の場合、顧客の問題、商品自体の問題を洗い出し、
その仮説を検証することに焦点を当てます。

□顧客価値検証の必要性

TQMの目標は自社も含むサプライチェーンにおける
継続的な顧客満足の向上対策が必要です。
サプライチェーンと社会全体の顧客満足度の向上および
最適性が求められます。

また、TQMには問題解決におけるプロセス
PDCAサイクルで回すことが求められます。

つまり商品企画における顧客満足対策が必須と考えます。
・現状商品における顧客満足度の検証
・次期商品における価値検証

満足度対策の例

  • BtoCにおける顧客満足度調査

自社及び競合他社の商品についての
評価項目と商品評価の因果関係が必要になります。

自社商品の弱み強みを現状把握した上で、
次期商品企画が必要になります。

商品評価が悪ければ、しっかりその悪い要因を把握し、
他社商品との比較をポジショニングすることによって
対策が講じられます。

  • BtoBtoCにおける顧客満足度調査

BtoB形態の場合、顧客は納入先、つまり納入先の要求品質を
満たせば顧客満足度は達成できると思われます。

要求品質以上に顧客の潜在ニーズを発掘し、
顧客満足度以上の要求を提供側は示す必要があります。

さらに納入先の顧客ニーズの発掘、さらに潜在ニーズ発掘まで
要求され高いニーズ発掘が求められます。

また、BtoCと同様に顧客満足度対策も必須であり、
ここでは商品評価が必要になります。

  • 満足度対策からの次期満足度対策へ

現状商品の問題、競合との比較をした上で、
次期商品対策を顧客を起点、つまり顧客要望を発掘した
次期対策の仮説を立て、検証していきます。