ヒット商品企画 請負人 石川朋雄のサイト/ヒット商品の企画ならお任せ下さい!

ヒット商品企画請負人石川朋雄のサイト

HOME > 事例

まずは、商品企画七つ道具を活用した下記の商品をご覧下さい。

東都生活協同組合の「組合員の商品モニター」から生まれた中華まん!



東都生協様は中華まんの売上に困っていました。どうしたら良いかと言うことでご依頼を頂きました。企画の手法と組織への定着も目的でありました。ただし,10月にご依頼を頂きまして,冬商戦に何とか間に合わせたいと言うのがご要望でした。

半年間の期間を頂戴するのですが,効率化と期間短縮に併せます。半年間は長いという問題を露呈しました。通常,冬の商材は遅くとも夏の時期に企画案を考える必要があります。

東都生協様のプロジェクトチーム,こちらは神田教授とゼミの学生と一緒に商品企画が始まります。まずは,東都生協様は取り扱う肉まんがなぜ売れていないのか,買って頂けないのか調査することになります。

また,生協は組合員制度で成り立っております。この制度は「お客様の声」を掴む上で非常に有効な手段です。東都生協様は本来の宅配にこだわっておられます。注文はカタログで受けて,宅配をします。店舗展開をしていません。

また,料理教室を行いお客様への交流も盛んに行っております。料理をする施設がありました。この点,お客様の調査をする上で非常に効率化が図れました。料理教室の会場をお借りして,グループインタビューを行います。この場所では調理もできますので,試食調査も可能です。

早速ターゲットなる30歳,40歳の主婦を対象に組合員様の募集を行います。平行してインタビューに聞く台本を考えます。日頃活用している料理教室の会場はインタビューするには絶好の場所です。それは普段身近な場所では話しやすさが違います。

組合員という同じ組織と言うことで話もしやすいのです。価値観が似ている点もインタビューに弾みが掛かります。実際,生協様以外の中華まんサンプルを試食頂きました。

東都生協様以外の中華まんを用意する理由は,中華まんを購入する時はいろいろ数ある中から中華まんを購入しています。実際1種類の商品だけですと比較ができず,いろいろ意見がでない可能性があるからです。

インタビューすると,中華まんの調理において「レンジ焼け」の問題が集中します。

担当者としましては蒸し器で調理していると思っていたのですが,忙しい主婦には蒸し器というよりは電子レンジの調理が増えていたのです。この不満は改良改善すべき内容と捉えます。

インタビューの結果を基にアンケートを取ります。インタビューの結果で企画,商品化しても良いのですが,もっと多くの方に中華まんを評価してもらって,何で買ってもらえないかを調査します。

競合商品は何で評価が高いのか?東都肉まんをどのように改善改良してゆけばよいか?確認するためです。そのためには,中華まんを評価することばをアンケートに取り込みます。

中華まん,買いたい理由は何か?プロジェクトチームで検討しました。

評価する言葉を9個選び,中華まんを6個評価して頂きました。また,中華まんの購入頻度や価格,どこで購入するかなどの基本情報と性別,年齢などの個人情報を聞きました。東都生協の肉まんは評価が高くありません。買いたい平均値,5段階評価で3点を下回っています。

中華まんそのもので評価,その後パッケージを見せての評価の二段階でお願いしました。実際の中華まんそのものの評価とブランド,パッケージ評価を分けてみたかったからです。東都肉まんは厳しい評価でしたが,どの方向に変えたらよいか,ポジショニングマップからわかりました。

食感の良さ,高級感を良くする,飽きない味にしていくこと,目標にする商品,プチ肉まんもわかりました。これで商品化しても良いのですが,実際中華まんを構成する要素や価格の評価をしてもらいます。

具の種類,肉の種類,皮の種類,大きさ,価格,小麦の原産地,レンジ対応の生むを組み合わせ案の評価として具体的に商品の評価をして頂きました。これも組合員様のご協力を頂き,ご協力頂ける宅配の配送ボックスの中にアンケートを入れ実施致しました。

調査をして買って頂ける中華まんの企画案が出来上がります。

具は野菜たっぷり+豚、色は一色、小麦は国産、価格は400円、プチサイズ8個入り

ここまでの結果を導くまで3ヶ月で完了しました。製造して頂けるメーカー企業に依頼しました。お客様の声は国産です。国産小麦で食感を良くするのは非常に難しいのですが,努力して頂きました。さらに価格が8個は採算が合わず6個になりました。

そして2月カタログ誌に掲載,組合員のご協力によってできたことをアピールして受注が殺到します。そして供給が間に合わなくなり一時注文を中断までしました。担当者からは中華まん,もう対策のすべはなかったと感じていました。

お客様にしっかり調査することによって,顕在されているニーズを汲み取り劣勢だった中華まんを売上を目標以上に回復しました。これを機に,問題になっているアイテムのテコ入れにこの商品企画の方法を取り入れることになりました。非常に熱心に取り組んで頂き,次年度は調査する商品を20品目に広げ実践された成果を上げました。

ここでは取り扱っている様々な商品を同時に調査して,改革改良を行うことに成功しました。商品化,開発に取り組んで頂き誠にありがとうございました。


ミニコンポは女性に売れない概念を覆し2年でシェア6位から販売個数が1位に



ミニコンポの販売不振に苦しんでいました。市場シェアも競合企業に抜かれ劣勢に陥っていました。開発部隊では音質が良くないのでは?デザインが良くないのか?

良く理解していませんでした。経営方針として女性向けミニコンポとなっていました。市場が男性中心であり,女性向けコンポは他社が手を付けていなかった。

市場を見ての判断です。しかし開発者は女性はラジカセで十分。コンポは買わないと考えていました。とはいえ経営判断ですので,女性向きコンポのアイデアを考えます。男性開発者は頭を抱えます。

オシャレでカジュアルなコンポと言われても想像が付かなかったのです。そして女性の企画担当者が入ります。実際彼女も欲しいコンポがなかったと言います。可愛くない,部屋に置きたくない。また,1つのアイデアがあり,ディスプレイの色が変わったら可愛い,オシャレではないかと思っていました。当時,発光ダイオードLEDが開発されていた記事を思い出していました。

インタビュー調査を行うために聞く内容と参加者の募集を行いました。社内の開発とは関係のない担当者を会議室に呼んで調査を行いました。評価をしてもらうために現行機種を用意します。女性のため機能の話よりデザインの話で盛り上がります。リモコンの話にも及びます。その後,若い女性がコンポをどのように使っているかを現行機種の愛用者はがきなどから選び家庭訪問をしました。

女性のお宅訪問ですので女性担当者が行きます。大きなコンポは女性の部屋には馴染まない、インテリアに合わない、弟が使うような感じ、冷蔵庫の上に置いてあった家庭訪問の後,アンケートを実施します。男性,女性と現行機種ユーザーに調査をすると,

女性の方が満足していないこと、ディスプレイへの色の評価は女性が評価

アンケート結果から試作に入るのですが,開発担当者,営業担当者から厳しい反対がありました。価格がまず高い,色替えなどおもちゃ,音にこだわらないのか?最悪,こんなの売れないまで言われます。企画担当者はかなり落ち込みます。

そのような社内からの反対は多く出ましたが,ユーザー調査を尊重し,トップは量産化の許可を出します。そしてその結果,売上高3倍,シェア10%アップと,お客様の調査と細かな調査によって成果を上げます。さらに後継機は価格ダウンにも成功,更に売上を伸ばしました。

私もパイオニア様には良く訪問させて頂きました。企画担当者の方は非常に熱心で,お客様との交流に力を入れました。その後,北米での調査にも関わりました。日本とアメリカでニーズが違います,文化も違いますが,インタビュー調査,アンケート調査を行い,まさに欲しいシステムを企画し,開発を行い成果を上げました。

商品化,開発に取り組んで頂き誠にありがとうございました。


商品企画七つ道具活用後前機種の個数販売が2倍になったRICOH imagioMF200



リコー様では社内で「共創」お客様と共に創るというのが理念にありました。コピー機は機能が売り物です。高倍率の拡大,縮小。反復コピー,デジタル化高機能は他社も追求しており真の差別化にはなっていませんでした。

機能ではなくもっと根本的な部分で優れたコピー機を開発する必要性に迫られていました

お客様の相談室,営業担当には

・置く場所に困る

・狭い隙間に置いてあるので使いにい

・大きくて場所を取る

・排紙トレイが邪魔

省スペースのコピー機が求められていると考えていました。ターゲットは小規模企業,事務所で使うコピー機です。コピー機は購入者と使用者が異なります。購買はお金を出しますが,使っている人ではありません。

購買の意見を聞くと価格の話ばかりです。真のお客様は現場で使っている方と考えて,営業担当者にお願いしてヒアリングを行いました。お客様に訪問してインタビューをしました。

省スペースコピー機が望まれているのがわかります。開発するのですが,排紙トレイを辞めて,本体の内部に排紙します。そこでも問題は裏面で排紙されることです。

そして,内部からいちいち取り出さないと行けないのです。開発部隊は機構の複雑さとお客様に手間を掛けるのは良くないと反発して,内部で排紙する省スペースコピー機には否定的でした。

そこで,商品のコンセプトを決めるアンケートを設計します。コピー機の仕様を決めます。懸案となっている スペース,排紙 を確認します。コピー機の組み合わせ案をもって営業マンはお客様に評価して頂きました。

・省スペースが評価

・裏面でも問題はない

という結果となり省スペース機の開発になります。お客様調査の結果は功を奏し,指名買いも起こり3倍以上の売上の成果をもたらしました。


お問い合わせ方法

お問い合わせは無料です。

1.お電話 046*244*4885

2.FAX 046*244*4886

3.メール(inf@plan-sc.com ※@を半角に)

4.下記のお問い合わせフォームから

お問合せフォームはこちらです。

追伸

上記の商品を企画した「商品企画七つ道具」に費用はかかりません。是非、これを機会にぜひご活用下さい。

PageTop


■メニュー■

会社概要

■有限会社企画システムコンサルティング

住所:〒242-0001

神奈川県大和市下鶴間679-1-202

電話:046-244-4885




HOME - コンサルティング - 商品企画研修 - 料金体系について - プロフィール - お問い合わせ

会社概要 - お問い合わせ - プライバシーポリシー - サイトマップ