いつもお世話になっております。
企画システムコンサルティングの石川です。

この度、日本品質管理学会の代議員に推薦され、
選挙にて当選を致しました。

私は日本品質管理学会に名古屋商科大学大学院の時に
恩師の神田教授に勧められて入会しました。

当時、アンケート調査設計における
段階評価の適切な用語の研究を行っており、
日本品質管理学会の研究発表会で発表した記憶があります。

アンケート調査設計の最適化を研究しており、
回答誤差を減らすために尽力しました。

例えば

5段階評価の程度の言葉が適切か否か
・そう思う
・ややそう思う
・どちらともいえない
・あまりそう思わない
・そう思わない

程度の言葉
・非常に、大変、少し、極めて

設問文の表現による回答の変化、
・一般的表現
あなたは海外旅行に行きたいですか。

・回答を誘導する表現
海外旅行には多少危険がつきますが、
あなたは海外旅行に行きたいですか。

・回答を否定する表現
飛行機事故や日本人旅行者への行方不明、誘拐、強盗が横行する中、
あなたは海外旅行に行きたいですか。

回答選択肢の位置における回答の変化

選択肢は1番目が回答が多くなる疑問に対しての実験です。
・先頭に置いた場合
・中程に置いた場合
・最後に置いた場合

その頃から30年程経過して、
未だに当時のアンケート調査設計の研究結果は活用しています。

私は統計分析から始まり、今では商品企画案の検証、
ここから派生して、顧客価値検証に続いております。

QCの統計分析は機械学習、AI、ビッグデータ、データサイエンスに発展しています。

品質管理はTQCからTQMに、また、顧客価値創造に。

これを機にさらなる品質管理についての見知を研究して、
顧客価値創造のための手法を見いだして参ります。

今後ともよろしくお願い致します。